まぶしいわ。

珍しく仕事の話。


職場で最近、研修を終えた新入社員ちゃん達が現場に出始めているのです。

周りの先輩はオフィスカジュアルとは名ばかりの自由な服装をしている中で、まだリクルートスーツを纏っているという垢抜けない感じが、とても初々しいですね。


とはいえ、きっと非正規のオレが受けていないようなところまで研修を受けているだろうから、ものの数ヶ月でオレなんか追い抜いていくんでしょうよ。



皮肉はさておき。


先日、新入社員研修を担当していた先輩から、頼み事をされました


オレのデスクの横に新入社員ちゃんを付けて、オレの仕事ぶりを見せてあげてほしいと。




……は?


なんでオレ?

入社1年未満の?



その時間帯だけでも数十人いる中で、ですよ。

3人選ばれたうちの一人が、なぜかオレ。


なんでよ。

他にも経験豊富なベテランさんもたくさんいたでしょうがよ。



まぁこれも、オレがそれなりに評価されてるからだと思う事にしようと、愛想笑いで快諾。


そして1時間ほどオレが仕事をしているのを、メモを取りながら横で必死に見学する新人ちゃん。

で、その時間が終わり。


オレなんかで参考になったのか聞くと

「すごかったです!すごすぎて言葉も出ません!」

と、目をキラッキラさせながら興奮気味に語るんですよこの子。


うわっ、まぶしっ!
まぶしくて見えない!
あの頃のオレの姿ももう見えない!


「でもさ、君はオレよりも濃い内容の研修を受けているんだから、どうせあと数ヶ月もすればあっさり追い抜いていくよ、この非正規のおっさんなんかね」


……とは言わずに、「いやいや自分なんてまだまだです」と気持ち悪いほどの謙遜と照れ笑い。

なんでこないだまで高校生だったような女の子に敬語使ってるのか意味わかんないけど。



でもなんだかんだ、人にそれも新人に見られながら仕事をするというのは身が引き締まるというか、これまでが気を抜き過ぎていたので、それではいかんなと思うきっかけになりました。

まぁそれもあと2日もすれば忘れるんでしょうが。


さて、今日も明日の仕事が楽にできるように研鑽します。

それの繰り返しですよ。

0コメント

  • 1000 / 1000

コメント