オフライン。

大変な事になりました。


10年?いや、もっと長い間経験してこなかった事。
こんな状況に陥る事は滅多にないので、この気持ちを忘れないうちに綴っておきます。



11月4日。

現在私、オフラインです。



先日の記事でも書きましたが、ケータイを乗り換えました。
手続きの翌日には無事にSIMカードも届き。
あとは回線切替の申込みだけで開通完了、という段階まで来ていました。
もう既に切替がいつ行われてもいいように、サイトのメールアドレス変更やら何やら、準備も全て済ませておきました。

そして、切替の申込みをしたのですが。


申込み内容に不備があったとの事で、正常に切替が行われませんでした
それは仕方ないので、仕事に出かけました。


駅に着くと、そこで異変に気づいたんですね。



ネットが繋がらない。


状況としては

旧携帯会社は解約が行われた状態
新携帯会社は新規契約が滞った状態

そしてSIMカードは家に置いてきてしまった。


つまり

回線がない。


ネット環境が
ないのだ。



こんな状況、おそらくガラケー時代から数えてもほとんどなかったはず。
大袈裟でなく、大人になってから初かもしれない。

ネットニュースも読めない
SNSも見られない
ソーシャルゲームもできない

オタクにとってこんな酷な事があったなんて。



長い間ネット上に存在していたこの得体の知れない「ムラタン」という存在は、今この時間、完全に死んでいるんですよ。


そんな中で感じた事。

ネットから切断された今のこの自分、この人間。

こいつは誰なんだ?


仕事をしている中ではいつも通りの自分のはずなのに、それでもどこか違う存在になった気がしてすごく気持ち悪かったです。
おそらく、ネット上の「ムラタン」が本体で、その中にいる生身のオレ(本名:坂本一生)が精神上に存在するものか何かだと錯覚していたんでしょう。


普段、自分がどれだけネットに依存しているか、ネットの世界に生きている“つもり”でいたのか、痛感させられました。
なんとも不快で恐ろしくて新鮮な体験。



やっぱネット環境は必需品だな。

こういう時のためにケータイの複数持ちをまた考えてしまうな。


そんなわけで、貴重な経験ではあったものの、もうこりごりです。




ちなみに。

この後割とすぐにこの状況を打開できたので、結果的にはわずか数時間のオフライン体験でした。


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