盆栽の話。

先日の記事の続きです。

葉先が茶色く変色してきて、それがかなり広範囲に渡っていると。

それから、水やりの量を変えてみたり、置き場所を変えてみたりして、数日間様子を見ました。

その結果、進行は止まらず。

さらに変色の範囲は広がり、変色した葉先は遂に白くなって枯れ落ちるほどに。

なかなかマズい状況です。

これはやはり、根腐れの線を疑うべきでしょう。

というわけで、掘り返してみました。

すると。

ブチブチッ

この音は……。

やはり根腐れが進行していました。

それも、思った以上に。

腐っている根を判別するまでもなく、幹を引き抜く時に大方さっきの音で千切れました。

その中には、かなり太い根も含まれており。

これは、今後の栄養補給に影響が出そう。

っていうか、これまでも影響補給ができていなかったって事か。

そんなわけで、軽く引っ張って千切れる根は全て落としました。

そして再び埋め直し、新しい土と肥料も足しまして。

さらに、変色した葉で再起が難しそうなところは全て切り落としました。

ほい。

ここまでいい感じに形を作ってきましたが、こうなればなりふり構っていられません。

片っ端から切ってやりました。

幸いそこまで大きくシルエットが変わる事はありませんでしたが、横から見た時など、場所によっては少し寂しくなりました。

ちなみに、この翌日にはまた少しずつ変色は進んでいましたが、しばらくは仕方ないでしょう。

できそうな対処は施したつもりなので、あとは元気な根が育ってくれるのを願うばかりです。

せめて変色が止まってくれれば安心できるんだけど、どうなる事やら。

とりあえず、緑の葉が最後の一つになるまで手を尽くしたいと思います。

戻ってこい、戻ってこい。