冬の蓄え。

やや久しぶり。

盆栽の話です。

12月になり、すっかり冬らしい刺さるような寒さを感じるようになりました。

この季節になると、ヒノキの盆栽も休眠期に入るのだそうです。

だもんで、冬を越す準備をしなければなりません。

といっても、肥料をあげるだけなんですが。

12月初頭、これがこの冬最後の肥料です。

通常は月に1回与えますが、冬は根っこも休んでいるのでほとんど栄養を吸わないんだそうで、冬に入るタイミングで最後に肥料を与えて、そのまま春を待つんですね。

上に乗せたままだと、水をあげた水分でカビが生えてしまうので、浅く埋めておきます。

カビが超キモいです。

場合によってはエモいです。

あとは、毎日1回あげていた水も、冬は2〜3日に1回になります。

土が乾かない程度に。

置く場所も風の当たらない落ち着いた場所に置くといいそうですが、このベランダはそれほど風も当たらないので、このままで大丈夫だと思います。

あとはこのまま春を待つだけ。

特に変化もなければお世話の頻度も減ってしまって、盆栽にとって冬は寂しい季節とはなりますが、春になればいよいよ盆栽も面白くなります。

なんせ、この子が来て初めての春ですから。

新芽が出てきたり、剪定したり。

いやー、まだもう少し先だけど楽しみですよ。

まぁでもこの子は常緑の針葉樹。

冬になっても、目で楽しませてもらいますぞ。