ドールノススメ 「1.ドールへの入り口」
筆者の趣味の一つである、ドール。
このブログでも度々登場していますし、今のブログ環境に移って間もない頃に、「趣味の記事」として詳しく紹介した事もありました。
しかし今回は少し趣向を変えまして。
「そもそもドールとはなんぞや」という方々へ、またドールが気になってはいるものの、なかなか踏み出せないし詳しく聞ける人もいない、ハードル高そう!という方へ向けて書きたいと思います。
題して、「ドールノススメ」。
ドールは、けっしてハードルの高い趣味ではないんですよ、という事を訴えていきます。
きっと複数の記事に渡る事になると思いますので、ナンバリングもつけました。
初回は、「ドール世界への入り口」。
ドールを趣味にする人は、何がきっかけでその世界へ足を踏み入れたのか。
細かい事情を考慮すれば当然それは千差万別となりましょうが、根本を辿ればきっとこう。
「美しいから」です。
自分が美しいと感じるものを、見て触って感じる事を嫌うという人は、おそらくいないでしょう。
よって、もしドールを見て美しいと感じたのであれば、すでにその人はドールをお迎えしてもきっと後悔しない、ドールの世界に入る素質があるのだと思います。
美しいものは、心を豊かにします。
ドールのいる生活は、きっとそれまでのものより明るく感じられるのではないでしょうか。
(まぁご家族やパートナーがどう思われるかは、ここではさておきますが)
次に、ドールをお迎えしたとしたら、どう向き合うべきか。
そこからはもう、あなた次第です。
ドールとの接し方については人それぞれであり、どこまでも自由なんですよ。
家族・友人・パートナーとしてのドール。
カメラや絵画の被写体としてのドール。
部屋を彩る美術品(インテリア)としてのドール。
これはオーナーの考え方次第なので、したいようにすればいいのです。
筆者の場合はというと、ドールとはパートナーに近い接し方をしています。
季節に合わせて髪型や服装を替えて、そのコーディネートを楽しんだり。
たまにドライブに連れて行って写真撮影をしたり。
そうしているうちに、愛情もどんどん深まっていきました。
ドールにとっては基本的に自分以外頼る人間がいないので、それによって包容の欲求が高まるというのも大きいかもしれませんね。
ちなみに、ドールとどんな向き合い方をしている人でも、コーディネートを楽しんでいるというのは共通であるはず。
服装を変え、髪型を変え、目の色を変え、手の形を変え、時には胸の大きさも変えて。
まるでゲームでのアバター作りや着せ替えをリアルでやっているような感覚が味わえるというのは、ドールの醍醐味の一つです。
たとえ素体のモデルが同じだとしても、同じドールはこの世に2つと存在しないんです。
だからこそ、「ドールのオーナーになった事」の満足感は、とても大きいのだと思います。
また、ドールがきっかけで世界が広がる事もあります。
ほんの一例ですが、
・ドールの綺麗な写真が撮りたくて、カメラの世界に興味を持つ
・ドールの衣装や小物の自作に興味を持ち、裁縫の勉強を始める
・ドールを連れ立っての旅行を楽しむ
・イベントに参加して、ドール仲間を増やす
自分の知る限り、こういった派生をしていくオーナーも少なくありません。
これもまた、とても素敵な事だと思います。
ドールそのものでも十分にハマれる魅力があって、そこからさらにこういった世界が広がる感じは、ペットに例えるとわかりやすいかもしれませんね。
(猫を飼って、カメラを買って、ブログにハマって……っていう人、いるよね?)
もし少しでも興味を持っていただけたなら、一度詳しく調べてみたり、もしお近くにショップがある方であれば覗いてみてはいかがでしょうか。
そしてもし、あなたの部屋に、あなたの傍に、ドールがいたら。
想像してみてください。
さて、今回は初回という事で、ほんの入り口の話を綴らせていただきました。
次回からはいよいよ、ドールの種類や選び方などに触れていきたいと思います。
そう、入り口は狭いように見えて、けっしてそうではないんですよ、というお話です。
それではまた、「2.」でお会いしましょう。
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